遣米使節●●『万延元年の遣米使節団』 講談社学術文庫 |
講談社学術文庫 「万延元年の遣米使節団」 |
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宮永孝著 講談社 2005平成17年3月10日発行 新潮選書『万延元年のアメリカ報告』(1990年10月・新潮社・絶版)を加筆訂正して、文庫版としたもの。 |
日本人初の世界一周を果たしながら明治以後の学校教育ですっかり隠されてきた幕末の遣米使節団の行動の実態と、アメリカの反響を豊富な資料を駆使して読みやすくまとめた好著。このときの見聞が帰国後の小栗上野介の日本近代化への目を育てたといえる。 |
このページをご覧になったあなたは 咸臨丸を教科書からはずす会 の会員資格があります。 会員の責務:いま中学・高校の歴史教科書では ・「遣米使節」の説明に(遣米使節が乗ってゆかなかった)咸臨丸 の絵が使われています。 その絵をはずして、代わりに「遣米使節のワシントン海軍造船所見学記念の写真」を載せよう!、と主張する会です。 会員の特典:「勝海舟は遣米使節ではない」「「勝海舟はサンフランシスコから帰った」「遣米使節は咸臨丸には乗らなかった」「小栗上野介のワシントン海軍造船所見学から横須賀造船所建設が発想された」・・・などの知識をひけらかすことができます。 会費:無料 |
■遣米使節の行程:日本人初の世界一周の行程表 ■ブルック大尉:咸臨丸が沈まなかったのはブルックとジョン万次郎のおかげ ■大統領の記念メダル:使節と従者全員に金・銀・銅のメダルが贈られた ■小栗忠順の通貨交渉:フィラデルフィアで「ノー」といって進めさせた通貨実験は ■世界一周をした名主・佐藤藤七:権田村名主が従者として世界一周 ■玉蟲左太夫:仙台藩士の見た世界は新鮮だった ■遣米使節小栗の従者:小栗忠順の従者9名 ■遣米使節従者・三好権三…島根の人だった ■遣米使節の業績・・・1本のネジくぎを持ち帰った小栗 ■横須賀明細一覧図を読む…図から読み取れる産業革命の地横須賀 ■遣米使節三船…ポウハタン号で渡米。咸臨丸ではない ■リーフレット『遣米使節三船』・・・教科書から咸臨丸をはずすため ■「パウハタン号の町・伊豆下田」 ■帆船模型作家・岡崎英幸さんに感謝状…おかげで「遣米使節3船」がそろいました ■トミーポルカ…アメリカで大人気となった少年通訳立石斧次郎の音楽 ■遣米使節とアメリカの酪農…初めてアイスクリームを食べた日本人 ■ ■「木村摂津守喜毅は副使」「副使が乗る船が咸臨丸」という説の誤り…近年広まった副使説、根源はどこか ■Bridge of Hope(english)…JEWL発行の本で小栗上野介の業績紹介 |
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◇遣米使節一行一覧表(リンク) ◇『航米記』従者・木村鉄太の世界一周記 ◇遣米使節 世界一周の旅 ◇遣米使節 小栗忠順従者の記録 |