HP東善寺・三叉の巨樹        群馬の三叉の鉾 



御神木・三叉の木はシヴァ神の鉾から

群馬県の鉾信仰
は不動尊信仰

             西御荷鉾(にしみかぼ)(1286.5m)の鉾-不動尊信仰 

◆群馬県藤岡市と神流(かんな)町の境にあり、投石峠を挟んで東御荷鉾山(1246.2m)と二つの峰が「御荷鉾山」と総称される。
◆西御荷鉾山は特に南麓の生利(しょうり)の村人が尊崇の念を抱いて、不動尊を祀っている。その不動尊が右手に持つ武器は三叉の鉾。
◆不動明王はヒンドウー教のシヴァ神を起原とする説が有力である。シヴァ神はいろいろに姿を変えるので大自在天、あるいはマハ(大)カーラ(黒)(日本では大黒天)といわれるように、真っ黒い姿で描かれることが多く、不動明王も黒い姿で描かれる。

□なぜ三叉の鉾を探すか、詳しくはこちらのページ「三叉の御神木はシヴァ神の鉾」をご覧ください。
▲登山口広場の三叉の剣
堂々としたりっぱな三つ又の剣が中央にそびえる。御荷鉾スーパー林道の脇が登山口となっていて、駐車場も広い。
不動明王
不動明王の根源はシヴァ神という説が有力。
九州はシヴァ神の三つ又の鉾への信仰、東日本は不動尊(元シヴァ神)への信仰、と別れたのではないか―。
三つ又の剣 
足元には三又の剣(鉾)が供えられていたのにはびっくり。1月末に宮崎へ鉾を探す旅をしてきたばかり。まさか地元群馬県にもあったとは!
頂上にも不動尊像
頂上まで約30分の登り。大きな岩に彫った不動尊像が祀られていた。
その周囲にもたくさんの鉾
あった、あった!という思いで見つめる。
頂上  
東に長く伸びて展望は素晴らしい。
東にも不動尊と鉾 ▲鉾  
群馬県で頂上にこれほどたくさんの鉾を納めた山は珍しい
登山口
南山麓の元万場町生利の村人の厚い尊崇を受けてきた山であることがわかる文章が石碑に彫られ、ちょうど訪れた日がきれいなあづま屋の休憩所が完成する日で、「みんなに相談してもらちが明かないから、オレが寄付した」という老人が、石のテーブルを据える作業を指揮していた。
訊いてみるとやはりこの地元にも「三つ又の木は神様の木、という話はある。ただそういう木を見たことはない」との話だった。
◆東御荷鉾山の山頂にも同様に不動尊が祀られ、鉾がそなえられている。
 
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