東善寺―子どもたち       子ども寺子屋


子ども寺子屋

第33回  2011平成23年7月26日、27日  会場:東善寺
主催:曹洞宗布薩会(高崎市西部地区寺院の会)
夏休みに入った子供たちに、規則正しい生活、友達との共同生活のマナーなどを身につけてもらおうという寺子屋で、ことしで33回目です。座禅・読経・食事のマナー・掃除・肝試し・温泉入浴・花火大会・切り絵工作・スイカと盛りだくさんの行事をこなし、「楽しかった!」「また来たい!」と帰って行きました。会場は会員の寺院を持ち回りで、今回は東善寺でした。

はじまりの記念撮影
受付 ハイ、よく来たね。お名前は… 開会 みんなで般若心経を読んで、子ども寺子屋の始まりで、これから坐禅です
夕食 倉渕温泉のお風呂に入ってきたあと、おいし〜いカレーを食べます 食べる前に「五観の偈・ごかんのげ」を読んでから「いっただきまア〜す」
正座  サラダも福神づけもおいしかったア  近年、正座することが少ない子供たちがはじめと終わりはきちんと正座して 紙芝居  「小栗上野介の生涯」を学びました
肝試し(きもだめし)  班ごとにチョウチンを一つだけ持って、小栗上野介のお墓へ向かって恐る恐る出発します   後ろのほうはへっぴり腰で
こわいなア  あそこで何か光ってるよ  ヤダ!なにか動いた!     奪衣婆(だつえば)がニカーッと大きな口を開けているのも、こわいし
ワ、出たツ!  なにもないと思っていたら、後ろからおどかさないでよ〜 あ〜驚いた! アイス  ここまで来るとお楽しみのアイスをもらえる フー、ヤレヤレ
花火大会  はじめは手持ち花火で楽しみ、最後は大きな花火を打ち上げ 坐禅  こうして座ると気持ちが落ち着く
坐禅中 みんな静かに集中している  ふだんはあんなにはしゃいだりするのに、坐禅をする時はきちんと出来るんだ〜  小さな仏様の姿  倉渕温泉に入った後、帰りを見送ってくれたお宿の女将(おかみ)さんが、「この子供たちは、目つきが違うねえ」と言ってました やるときはやる、という真剣な気持ちが目に現われていたのでしょうか
朝のお勤め 朝の坐禅が終わるとみんなでお経を読んでおつとめした おかゆ 朝食はオカユとゴマ塩、タクアン、梅干し、それに塩コンブがおいしかった
ラジオ体操  さあしっかり背を伸ばして、からだを回して…イッチ、ニイ、サン 一休み ねえ和尚さん…、となついてくる
お掃除 階段やタタミをきれいにふいて朝の掃除   切り絵の工作 河野治雄先生と倉渕切り絵クラブのメンバーがやってきて
切り絵の指導をしてくれました 細かい線がなかなか難しい     カッターナイフももらえて、うちでも挑戦したくなった
スイカ おいしいスイカを、もう食べきれないくらい食べて、満足満腹 タネ飛ばしもおもしろかった お土産 何が入っていた? これいいだろ!
帰り 新しく友達になった仲間と別れて、迎えに来てくれたお母さんお父さんと帰ります  「また来年もおいで〜」  「ウン、また来たい!!」「ゼッタイ来る!」 ハスの花(東善寺の門前) 泥沼に根を生やしてもきれいな花を咲かせるハスのように、どんな環境でもいい花を咲かせるよう努力しよう
お風呂で…
・タオルがない…温泉に入ろうと服を脱いだら、タオルを持たない子が何人も。
・体をふいて上がる…大ぜいが濡れた体をふかずにあがると、(自宅の風呂とは人数が違うから)脱衣室の床がびしょぬれ。ふだん家庭でも拭いてから浴室を出るー「粗露(あらつゆ)をとる」と言う―しつけと習慣が必要。