花だより ・東善寺 ●●春の花-2- |
東善寺花だより 春の花-2 5月中旬
つつじ |
夏近し、といった風情が出る花。 母は「田植えツツジ」と言ってました。 ツツジが田植えをするのではなく、この花の頃に田植えをした、ということ。 |
牡丹・ぼたん |
境内に牡丹が盛りとなりました。 まもなく黄色も咲きます。 |
爽やかな朝 |
初夏を思わせる爽やかな光でした。 |
山吹 |
山吹の黄色が小栗上野介主従の墓の背後をいろどります。 |
牡丹・ぼたん |
薄いピンクが気品を漂わせます。 |
滄野の碑・そうやのひ 境内 |
「花が咲いた のの花が 滄野に散った 兵士還らず」 横手由男 *横手氏は「さすらいの画家・雨さん」として知られる。碑文の裏に「弟勇二君と彼我(ひが)の将兵 の死を悼んで」とあります。雨さんの絵は寺の庫裡にいくつか展示しています。 |
つつじ |
本堂前 |
コブシ |
コブシ 花が終わった後、握りこぶしのような形の実がつくところから付いた名。 この実を蒔いて苗を作るにはコツがいる。 |
ナルコユリ |
二つの花がぶつかり鳴子のようだから、ナルコユリ。斑入りの葉にご注目あれ。 |
クマガイソウ |
クマガイソウ 熊谷次郎直実が戦場で母衣(ほろ・後ろからの矢を防ぐ布袋)を背負って戦う姿になぞらえた名。 同じ仲間に平敦盛になぞらえた「アツモリソウ」がある。 |
エビネ |
ミス・エビネのつぶやき 「境内あちこちにこれから咲きまアす。低い花だから、よく見てね。和尚さんは『これを植えておくと、掃いた落ち葉を捨てやすくていい』なんて言ってますワ。 たしかに落ち葉は私のご馳走だけど、ちょっと気になる言い方ね・・・」 |
ハルナユキザサ |
きれいな船形の緑の葉の上に白い花をつけるユキザサ。山国ではアスパラのようにおひたしにして食べる。 これは榛名山に特有な大型種で葉も茎も大きく、葉の数も多い。 |