雨さん・横手由男画伯 (東善寺)   雨さん・横手由男画伯の東京追悼展‐2011


東京で雨さんの追悼展
没後10年
横手由男展

映画のポスター用に依頼されて描いた作品
けっきょく映画は企画で終わり絵が残った。

◇さすらいの画家雨さんが亡くなって10年を記念して、追悼の画展が開かれました。
◇主催者は畠山とし子さん(美術年鑑社顧問)で、以前に雨さんからいただいた映画ポスター用の絵を所蔵していて、いつも気にかかっていたので、没後10年の追悼画展を企画したものです。

◇会場「ギャラリーインペリアル」のオーナー「インペリアル・パール」の社長栗山ヒロさんが、画廊のオープン記念に会場を提供して実現しました。

◇栗山さんは、この地域は国立新美術館とサントリー美術館に挟まれて、芸術の香りのする町に変貌しつつあるので、そんな町の一角の画廊をオアシスのような存在としてご利用いただきたい、と志を語っていました。
○会期 2011平成23年1月11日(火)〜18日(火) 休日無休
○会場 ギャラリー インペリアル  入場無料
 港区六本木7−3−4 栗山ビル地下1階
 03−3408−5701

*主催は東善寺ではありませんが、所蔵する
いくつかの作品を提供展示しました。(非売)
会場「ギャラリーインペリアル」は「パール・インペリアル」の右手・地下にある。 今回の展示は畠山さんと吉岡さん(丹後・加悦町)と東善寺が所蔵する作品で構成されています。
吉岡さんは雨さんに貸家をした縁で作品を購入して、雨さんのさすらいの生活を支えました。丹波や若狭の海や波の絵をたくさん所蔵しています。
さすらいの旅で人情に触れ、やさしい心をはぐくんだ雨さんの絵からは独特の哀愁と、優しさ、さびしさ、暖かさが感じとれます。
 会場には水上勉、司馬遼太郎、などの著作の表紙になった絵に、本も参考に置かれ、両方を見比べ見入っている人もいました。
オープンパーティー 畠山さんがオープンのパーティーを開いて皆さんに挨拶。吉岡さんや、若いころから雨さんとの交流があった松本さん(沼津)も駆けつけました。