フランスのレリーフフランスのレリーフ・小栗上野介像

フランス・ブレスト市にレリーフ
小栗上野介の像


◇フランスのブレスト市は、横須賀造船所建設の技師長ヴェルニーのゆかりの地であり、多くの市民が技術者として横須賀造船所建設に携わったことから、横須賀市と姉妹都市になっています。

◇その由来を説明するプレート板に小栗上野介とヴェルニーの像をレリーフとして描いたものが出来上がり、2004(平成16)年7月12日横須賀市から森田副市長や議長らが参列して除幕式が行われました。
◇この小栗上野介の像は村上照賢前住職が描いた肖像画を元絵としています。


 レリーフは、60cm×80cm大の黒御影石上部にヴェルニーと小栗上野介の肖像が彫られ、その下にフランス語で次のように記されています。
        


小栗上野介とヴェルニーのレリーフ

レリーフ説明文
「1865年、ブレストで造船技師として職務に就いていたフランソワ・ヴェルニーは横須賀造船所建設を委託された。小栗上野介忠順と共に一心に働いた10年間で、ヴェルニーは造船所建設だけではなく、日本初の洋式灯台や日本産業の基盤となった技術学校も創設した。

 フランスから招いた約50人の従業員や技術者は、その多くがブレスト出身であったが、高い力量を備えており、日本当局に深い感銘を与えた。ヴェルニーと彼を支えた仲間の功績は、横須賀市によってヴェルニーの名を拝する記念館のそばで毎年顕彰されている。記念館のあるフランス式庭園内には、フランソワ・ヴェルニーと小栗上野介の胸像があり、花で入念に彩られ、彼らの偉業である横須賀造船所と向かい合ってたたずんでいる。」
―除幕式パンフレットより―


除幕
 

森田副市長のスピーチ

除幕