小栗上野介企画展 ●● 記念演奏会 |
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小栗上野介顕彰 駿河台西町会60周年 記念演奏会 4月26日 2:30pm〜 会場:日本大学カザルスホール 出演:群馬マンドリン楽団 指揮 両角文則
▼小栗上野介企画展 記念演奏会:日本大学カザルスホールの模様です。▼ |
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小栗上野介ら遣米使節一行は、ポウハタン号に乗船するときから音楽で迎えられ、船中でも、アメリカ各地でもいつも音楽につつまれていた。北太平洋の真ん中で大嵐にもまれ、パニックになりそうな船中で演奏を聴いた玉蟲左太夫は、「音楽は心がなごむ」と日記に記す。 | ||||||||
第1部 《小栗上野介コーナー》 ヘイル・コロンビア トミー・ポルカ スワニー河 おゝ、スザンナ 横須賀海軍工廠歌 朗読とマンドリンオーケストラのための「維新無情」 脚本・朗読 村上泰賢 幕末に咲き維新に散った偉人小栗上野介の朗読によせて 作曲 伊東福雄 |
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記念演奏会に合わせて新たに作詞・作曲した「小栗上野介讃歌」3部作が初演奏されました。 歌と朗読とマンドリンオーケストラのための小栗上野介讃歌(三部作) ≪新作発表≫ 行進曲「小栗公、メリケンを行く」 作曲 肝付兼美 小栗讃歌 作詞 村上泰賢 作曲 伊東福雄 テノール 秋谷直之 朗読 神野文子 小栗様 作詞 猪熊道子 作曲折井清純 歌 中野新太郎 |
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第2部 《GMGファンタジーコーナー》 ○上州コーナー 八木節 ○萩原朔太郎「詩と音楽の世界」 朗読とマンドリンオーケストラのための「関北の都」 郷土望景詩より「新前橋駅」「大渡橋」 朗読 神野文子 降旗ふさ江 ○萩原朔太郎愛唱歌とともに 野火 広瀬川 テノール 秋谷直之 ○マンドリン独奏とギター二重奏 即興詩 マンドリン 桝川千明 荒城の月幻想曲 ギター 伊東福雄 篠原正志 ○マンドリンオーケストラとピアノの調べ 慕情 ピアノ 中村陽子 ○マンドリンオリジナル マンドリンオーケストラのための「鶴翼之詩」より 夜明け 新花敷馬子唄 山に舞う |
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1860年当時のアメリカは、映画「風と共に去りぬ」の南北戦争の2年前。あの世界にチョンマゲに羽織ハカマ姿で現れた日本人は、まさにエイリアンだった。しかし日本人の礼儀正しさ、何でもメモする好奇心に満ちた様子や、着ている衣服、持ち物が高度な工芸品であることを理解すると、アメリカに熱狂的な日本ブームが沸き起こった。 | ||||||||
「トミー・ポルカ」は少年通訳見習いの立石斧次郎がトミーと呼ばれてアメリカで大人気となり、ニューヨークの劇場で作曲演奏されたもの。マンドリン曲に編曲して毎年倉渕町で行われる「小栗まつり」で群馬マンドリン楽団が演奏している。 | ||||||||
信じがたいことだが、遣米使節が最初に上陸したサンフランシスコは、15、6年前までは西海岸の田舎の港町で、ゴールドラッシュにともない人が一気に集まった新興都市だった。当時のアメリカでは、フォスターの歌曲が流行しはじめていた。遣米使節一行もたぶんアメリカ各地での歓迎演奏でフォスターの歌曲を耳にしていたに違いない。 | ||||||||
楽団の中には札幌から駆けつけて演奏に加わっているメンバーもいて、メンバー全員の熱のこもった演奏には定評がある。 | ||||||||
アンコールで「千の風になって」を歌ったテノールの秋谷直之さんは、秋川雅史さんとは大学同期生でイタリア留学も一緒だった仲。 | ||||||||
こうして多くの方に小栗上野介にまつわる様々な曲や、楽しい音楽を聴いていただいて、記念演奏会は好評のうちに終了しました。 | ||||||||
懇親パーティー 小栗上野介と幕末・駿河台を語る会 4月26日 5:30pm〜 明治大学博物館1階 レストラン「パンセ」 |
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藤本西町会長の開会の挨拶、市川小栗上野介顕彰会長の謝辞、」博物館長の祝辞と乾杯で楽しく打ち上げパーティー。 | ||||||||
新曲発表した「小栗様」をもう一度中野新太郎さんが歌ってくれました。いよいよ明日は、小栗上野介企画展も最終日です。多くの皆さんにご協力をいただいて、すべてうまく進行で来たことを感謝しております。 | ||||||||
関連ページ ◆ 記念講演会と御成り行列 ◇高崎市の公式ページで「小栗上野介企画展」 ◇明治大学博物館(リンク) ◇明治大学のホームページで中曽根康弘元総理の参観写真(リンク) ◇地元の神田神保町地区12町会のページ(掲示板にリンク) ◇東京龍馬会のページでも ◇朝日新聞4月2日夕刊でも ◇東京新聞4月28日(群馬版)に築地ホテルの模型完成記事(リンク) ◇駿河台(小栗家の位置など) |