小栗上野介の本 ●● 『幕末開明の人 小栗上野介』 東善寺発行 |
東善寺のベストセラー ノンフィクションで、簡便でわかりやすいとご好評をいただいています。 |
「幕末開明の人 小栗上野介」 |
市川光一・村上泰賢 共著 |
表紙:境内外トイレのステンドグラス。▲ 小栗公が世界一周をした遣米使節三船と、太平洋、大西洋、インド洋および小栗家の家紋「丸に立浪」を表しています。 |
主な目次 | |
第一部 上州篇 罪なくして斬らる | 第二部 江戸篇 幕末開明の人 |
隠棲帰農 権田村へ土着願/権田村を選んだ理由 | 上野介の生い立ち 上野介の誕生/天狗/攘夷の中の開国論 |
打ち壊し騒動撃退 打ち壊しの発生/権田をねらう暴徒/暴徒のねらい/不当な要求/暴徒撃退/佐藤銀十郎の活躍/打ち壊しの後始末 | 歴史舞台に初めて登場 井伊大老の抜擢人事/世界一周四万キロの旅/外から見た日本 |
権田の六十五日間 私学校・農兵の構想/野に在って人材を育てる/居宅建設/道子懐妊/屋敷の構想 | 智力と聡明の持ち主 海の彼方から来た珍客/アメリカ造幣局で/「ノー」と言った最初の日本人 |
暴徒撃退が追捕の理由づけ 上野介追討の背景/追討令下る/上野介の対応/引き返した小栗上野介/何としても殺すこと/罪なくして斬らる | 対馬事件と小栗の決心 加わる外圧と外人殺傷事件/列強の野心/ロシア軍艦の対馬占拠/事件の解決と上野介の決意 |
上野介亡きあと 首の行方/首を盗む/「ランセル」のランドセール/小栗上野介主従の墓/塚本一家の悲劇 | 横須賀製鉄所の建設 フランスとの接近/東洋一の製鉄所/土蔵付売家の栄誉 |
会津へ逃避行 村人の義侠心/主君のかたき、西軍と戦う/実子国子誕生 | 盟友栗本鋤雲 北海道開拓の先鞭者/幕臣としての節を守る/有能な外交官/上野介のよき理解者 |
「埋蔵金」の虚説 小栗軍用金の噂/冗費節約と潔癖/支出多端/清貧の家計 | 日本の近代化のために 上野介の近代化構想/フランス語学校の設立/兵庫商社の設立/明治の施策の先取り |
主戦論破れる 薩摩屋敷の焼討ち/鳥羽伏見の戦い/上野介の主戦論 | |
*上野介が権田村へ隠棲後何があったのか、村人はどう対応したか、おいでの方が知りたいところを「上州篇」として先にし、「江戸篇」をあとにした構成です。 |
忘れられていた功績 近代日本の礎石/旧幕臣の名誉回復/横須賀開港の恩人として |
付録 小栗上野介関連の史跡/参考文献/小栗上野介略年表 ◇定価 600円(税とも) 配送もします。 ◇メールによる注文はこちら: へどうぞ。 |