雨さんの絵東善寺ー画碑の小道・恋慕坂(れんぼざか)

 

 
 雨さんが名づけた遊歩道「恋慕坂」。
 境内の小栗上野介主従の墓から竹林の石段を登り、上の小栗上野介の本墓にお参りしたあと、杉木立を横切り、烏川の流れや浅間隠(あさまかくし)山の美しい姿を見ながら雑木林に入り、途中の石仏に目を向けるうちにもとの境内へ戻るコースです。
 柔らかな土の道の感触と、野の花や烏川の川音、途中の道々の雨さんの画碑をお楽しみください。
恋慕坂
れんぼざか・は雨さんが名づけた画碑の道
 ずいぶん色っぽい名前ですね、というと
坂の上がり口
「寿量品偈・じゅりょうほんげ・というお経に恋慕という言葉が二回出てきますよね」
雨さんはそういいながら名づけてくれた
早春
まだ固い木の芽の道。光はすっかり春を告げている。
寺の境内から裏山の小栗公の墓を廻り、 ふたたび境内へ戻る小道
 竹の林、杉の森から雑木の林へ続いて
 春は新緑、秋は紅葉が石仏の心を慰める
常説法教化
じょうせっぽうきょうけ・仏は常に法(教え・真理)を説いて人々を導き
無数億衆生 令入於仏道
むしゅうおくしゅじょう・りょうにゅうおぶつどう
たくさんの人々を仏の道にみちびく