「こころの鉦(かね)」は自分の心にいつもテーマや目標として、それをかみしめ、努力をし続けることがらであろう。その目標到達にあこがれて、人はみな心の旅を続けている。 旅の途中(生きていると)では、困ったこと、くやしいこと、辛(つら)いこと、我慢しなければならないことが目の前に現れる。やめようかと思うときもある。そんな時は、いつも自分の「こころの鉦」を思い出し、初心に帰って、目の前の現実を乗り越える勇気を出し旅をつづけるのがいい。 (泰賢) (2022令和4年8月東善寺だより162号)