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甲武信ヶ岳2475m

  甲武信ヶ岳こぶしがたけ
2475m 
 
2016平成28年10月27日(木)
甲州(山梨)・武州〈埼玉)・信州(長野)の三国境に位置するから甲武信ヶ岳。
「明後日天気が良さそうだから登りませんか」という電話に乗って出かける。
27日午前2:30分高崎市倉渕発~下仁田町~佐久~05:57着川上村の毛木場登山口(駐車場)06:10ー07:52ナメ滝ー09:11千曲川源流の標識ー09:44尾根に出るー10:14甲武信ヶ岳山頂10:28ー11:10三宝山ー12:30武信白岩岳ー14:20十文字峠ー15:56毛木場駐車場ー海ノ口温泉で入浴ー20:00倉渕帰着
・前の晩、会議でうっかり飲んだお茶が効いて、寝付けないまま2~30分ウトウトしただけで出発となった。寝不足と体力不足の登山。
毛木場の駐車場 車が2台あった。  トイレをすませ、高低表を眺め千曲川源流沿いにゆっくり上ることを確かめた。帰りはアップダウンの尾根歩きで十文字峠へ、峠からさらに沢に向かって急降下。これがけっこうきつかった。  
西沢に沿って道は緩やかに上る。これを登って下るだけなら、長いけれど問題ないコース。紅葉がきれいだし、白樺、自生の馬酔木やコメツガ、シラビソ、ダケカンバと樹相の変化を楽しめる。
▲07:52ナメ滝  このあたりからしだいに源流らしい雰囲気の植生になってきた。
千曲川源流09:11 大きな標識。木製とはいえ、太さがハンパでない。よくぞ運んだ。 ▲09:44尾根に出る。源流標識からひと登り ▲甲武信ヶ岳頂上への尾根が切れてよく見える。
甲武信ヶ岳山頂10:14 富士山がきれいに見える。 「日本百名山」と頭についた山名標柱は初めてお目にかかった。チョット行き過ぎ。百名山であろうがなかろうが「甲武信岳」でいい。
国師岳~金峰山~八ヶ岳(白い雲の上)と西の展望が素晴らしい。一休みしたら、元の西沢コースでなく、尾根を縦走して十文字峠経由で戻るという。これがけっこう手ごわかった。寝不足の身で安易についていった。
下り始めはシラビソの原生林のなかにきれいな苔の絨毯が広がる。まさに奥秩父の山!
◆三宝山の標高は2,483mとじつは甲武信ヶ岳よりも8m高い。本来甲武信ヶ岳の山名は三宝山だったのが、三国境の甲武信ヶ岳のほうが有名になり、三宝山が隣に移ったという。
三宝山11:10。三宝山とは三宝荒神のことになろうが、三方山と書けば三国境の山となる。ここからダラダラ下りが長くあなどれない。、か~~なり下る。
尻岩11:58 とにかくダラダラ下って尻岩  この辺りも美しい原生林 けっこうアップダウンの繰り返し
▲12:30武信白岩山 奥秩父の深い原生林の雰囲気を味わう 大山の登りで一休み
振り返る三宝山は大きかった。主峰の迫力があるが、甲武信ヶ岳に譲って静かに控えている。そう考えるといい山だ。 大山は岩場やクサリがあって、時間がかかる 14:22ようやく十文字峠についた
十文字小屋 寄らずに過ぎる ガンガン下って沢沿いをさらに下る 15:56毛木場駐車場 ヤレヤレ着いたア~