あかり (東善寺)和紙のあかり
創作
和紙のあかり


常葉(とこは)工房のご紹介
 
太田市丸山は、堀を挟んで古風な屋敷が並ぶ「丸山宿」として知られています。そこの歯科医青木勝明さんの作品です。住職と一緒にインドヒマラヤに登った山仲間ですが、医業のかたわらの趣味は、山登りから畑づくり、ソバ打ち、硯作り、紙すき、と特に手先の工芸品を好んで幅広く、その集大成として落ちついたのが、「和紙によるあかり」作品の創作。
毎朝暗いうちから診察開始までの時間、紙をすき、金属を延ばし、溶かした銅で花のつぼみなどから型を取り、さまざまなオリジナルのあかり創作をつづけています。
希望者に販売してくれます。
和紙のあかり展
2017(平成29)年11月22日(水)〜26日(日) 10:00〜午後6:00
会場:常葉工房 (太田市丸山宿・青木歯科内)) 
пF0276−37−1703
詳しくは下記のホームページ「常葉工房」でご覧下さい。
東善寺で見られるあかり作品

筒のスタンド 玄関 大きな紙に藍の葉を漉き込んで丸めた作品。
平成15年、ご寄進いただきました
あんどん型
廊下 手漉きの和紙で、側面は柿渋で茶色。正面は下からコウゾの原料を墨染め・栗染め・そのまま・漂白と4種で四角く漉き込んでアクセントとしている。紙を押える金属棒は、朝顔のツボミを型どりしたネジで留める、という凝りよう。
あんどん型
真っ白い胴が透き通り、窓辺に置くと、点灯するのが楽しくなるスタンド。笠は丸いキノコのような形で柿渋染め。
自分で紙をすくから、このように継ぎ目なしで丸い胴や、丸いランプシェードを作るのが、青木氏の作品の特長です。
常葉工房のあかり展 2003年秋 
▲庭の古い土蔵をきれいに片付けたギャラリー。入口に足元を照らすあかりが据えられて訪問者を迎えてくれる。 ▲筒のスタンド
大きな紙筒がかためて立てられ、圧巻でした。
▲特に正面に置かれた筒は、竜が昇る勢いの大胆なデザイン。「これは売れない」と、本人の弁。
▲スタンドA 紙のランプシェードが眼にやさしい。  ▲スタンドB  ▲スタンドC
キノコを思わせる楽しさがある
▲壁のあかりA  
長押に付けられた
▲壁のあかりB  ▲テーブルスタンド
卵形のかわいいあかり
 ■ 常葉工房のあかり展 2005年秋
筒のスタンドはデザインがいっそう進化して洗練された ステンレスの細かい網を溶接して型を作り、その原型で紙をすく、という ツマミ、スイッチ、ネジの頭などは木や草のツボミ、花、実を型にとって銅で仕上げている
常葉工房のホームページ(リンク)はこちらから